四日市市|内科・リウマチ科
オプション検査
検査項目の追加も可能です。受付時にお申し付けください。
検査項目の追加も可能です。受付時にお申し付けください。≫ オプション検査詳細
24,200円(税込)
オプション検査費用 24,200円(税込)
血液中のアミノ酸濃度を測定し、そのバランスから現在・将来の様々な疾患リスクを評価する検査です。採血によってできる検査のため、健康診断と同時に受診できます。AIRSによって、2つの検査結果をご報告いたします。
AICS®とAILS®の総称
複数のがんについて、現在がんである可能性を一度に評価する検査
「10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク」「4年以内に糖尿病を発症するリスク」「現在認知機能が低下している可能性」「血液中の必須・準必須アミノ酸の低さ」を評価する検査
AICS®の特長・1度の採血で、複数のがんを対象としたリスクを同時に検査できます。・早期のがんにも対応した検査です。
AICS®の検査対象者こちらの年齢の日本人を対象として開発された検査です。対象年齢外の方は評価対象外となります。
男性AICS(5種)
胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん
25歳~90歳
前立腺がん
40歳~90歳
女性AICS(6種)
胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん
子宮がん、卵巣がん※
20歳~80歳
※子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がんが対象です。 いずれかのがんであるリスクを評価することはできますが、それぞれのがんのリスクを区別することはできません。
AICS®の検査結果について現在がんである可能性を、0.0~10.0の数値で報告します。数値が高いほど、現在がんである可能性が高くなります。目安基準として、A、B、Cの3つのランクに分類しています。AICS®では、「ランクA」→「ランクB」→「ランクC」の順番でがんであるリスクが高くなります。
AICS値
0.0~4.9
5.0~7.9
8.0~10.0
がんである可能性
10,000人のうち1人~8人※
10,000人のうち3人~25人※
10,000人のうち32~109人※
●「ランクA」についてランクAだとしても「必ずがんではない」と言い切ることはできません。また同時に受診した他のがん検診の結果と異なる場合があります。
●「ランクB」・「ランクC」について血液中のアミノ酸濃度は様々な原因で変化します。がん以外の疾患や個人の特性により、がんでなくてもランクBやランクCになる場合があります。
各ランクにおける、がんである可能性
AICS(胃)胃がん
0.1036%
1/3,0880.3倍
1/6031.6倍
1/9510.2倍
AICS(肺)肺がん
0.0887%
1/3,3420.3倍
1/6041.9倍
1/1259.0倍
AICS(大腸)大腸がん
0.1325%
1/1,5100.5倍
1/5961.3倍
1/928.2倍
AICS(膵臓)膵臓がん
0.0273%
1/12,7740.3倍
1/2,8931.3倍
1/31611.6倍
AICS(前立腺)前立腺がん
0.1179%
1/1,8850.5倍
1/3982.1倍
1/1336.4倍
AICS(乳腺)乳がん
0.1264%
1/1,1940.7倍
1/4401.8倍
1/1984.0倍
AICS(子宮・卵巣)子宮がん・卵巣がん※※
0.0858%
1/4,6600.3倍
1/7941.5倍
1/10011.6倍
※オレンジの数字は各種がんの罹患率を1とした場合の、がんである倍率。
※罹患率は2012年の全国年齢階級別推定罹患率(出典:国立がん研究センターがん情報サービス:地域がん登録全国推計によるがん罹患データ(1975年~2012年))に基づき、%表記に換算
※※子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がんが対象です。いずれかのがんであるリスクを評価することはできますが、それぞれのがんのリスクを区別することはできません。
各種AICS®の結果に影響を与える可能性がある病気下記の病気にかかっている方は、AICS値に影響を与える可能性がありますが、検査の対象外ではありません。病気による影響で、がんではないのにAICS値が高くなりうることをご理解いただいた上で、がんを発見できる機会として受診ください。・AICS(肺):慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎、非結核性抗酸菌症、肺結核、肺気腫、無気肺・AICS(前立腺):前立腺肥大、糖尿病・AICS(子宮・卵巣):子宮筋腫、子宮内膜症、良性卵巣腫瘍・複数のAICS®:脳梗塞
血液中のアミノ酸濃度を測定し、そのバランスから下記のリスクを評価する検査です。評価結果に基づき、医師や管理栄養士監修の生活改善情報により病気の発症を予防しましょう。・10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク・4年以内に糖尿病を発症リスク・大切な栄養素である必須・準必須アミノ酸が現在血液中で低下していないか
AILS®の検査対象者こちらの年齢の日本人を対象として開発された検査です。対象年齢外の方は評価対象外となります。
AILS(脳心疾患リスク)
10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク
30歳~74歳
AILS(糖尿病リスク)
4年以内に糖尿病を発症するリスク
AILS(アミノ酸レベル)
血液中の必須アミノ酸、準必須アミノ酸の低さ
*上記の対象年齢以外の方が受診された場合でも検査結果は報告されますが、AILS値やランク、検査結果に基づくタイプは評価対象外となります。*糖尿病の方(治療中を含む)のAILS(糖尿病リスク)値やランク、検査結果に基づくタイプについて、結果が出力されますが、いずれも評価対象外となります。
AILS(脳心疾患リスク・糖尿病リスク)のランク10種類の必須・準必須アミノ酸の血漿中の濃度を評価し、0.0~100.0の数値で報告します。30以上を「通常」、30未満を「低い」と分類します。
ー
3.9倍
11.4倍
7.8倍
16.7倍
※ランクについて…ランクAだとしても、4年以内に糖尿病を発症しないとは言い切れません。またランクBやランクCであった場合でも、必ずしも4年以内に糖尿病を発症するわけではありません。
AILS(アミノ酸レベル)AILS(アミノ酸レベル)値は、0.0~100.0の数値で報告いたします。数値が低いほど、血液中のいずれかの必須・準必須アミノ酸の濃度が低いことを意味します。低いことを判断する目安として、「通常」、「低い」の2つに分類します。また人間ドック受診者の83%が「通常」、17%が「低い」に分類されています。「低い」場合、たんぱく質栄養不良・貧血・免疫・炎症などの指標との関連があると言われています。
0.0~29.9
30.0~100
17%
83%
AILS検査に基づいた4つのタイプAILS(糖尿病リスク)とAILS(アミノ酸レベル)の検査結果に基づいて、Ⅰ~Ⅳの4つのタイプに分類します。またそれぞれのタイプに適した「タイプ別AILS(エーアイエルエス)生活改善ガイド」を提供します。
AILS(糖尿病リスク)の結果に影響を与える可能性がある病気・所見糖尿病発症との関連が報告されている以下の病気・所見について、「ランクB」、「ランクC」を示す割合が高くなることが、知られています。 【高値を示すことが現在までに分かっている病気・所見】 食後高血糖、高血圧、脂質異常症、メタボリックシンドローム、内臓脂肪型肥満、脂肪肝、肝機能異常
血液中のアミノ酸バランスに影響を与える可能性があるため、受診前は下記の注意事項をお守りください。
● 飲食について検査前8時間以内は、水以外(食事・サプリメントなど)は摂取しないでください。また、検査前日の夕食では肉や魚などの高たんぱく質な食べ物は摂りすぎないようにしてください。
● 運動について正しい検査結果を得るために、検査当日の運動は控えてください。
● お薬の服用について薬剤のAICS値、AILS値への影響に関しては分かっておりません。検査当日のお薬の服用方法については、事前に主治医または健診施設にご相談の上、その指示に従ってください。
検査方法血液を5mL程度採血して検査を行います。1回の採血で、それぞれ以下の検査を行います。 AICS®…現在がんである可能性 AILS®…4年以内に糖尿病を発症するリスクと、大切な栄養素である必須・準必須アミノ酸が血液中で現在低下していないか
検査の結果検査を受けてから、約2週間後以降に結果を報告いたします。
検査のご予約について検査は予約制です。ご来院前に、ご予約のうえお越しください。
検査の費用
AICS
胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、前立腺がん、乳がん、子宮がん、卵巣がん
AILS
AILS(脳心疾患リスク)、AILS(糖尿病リスク)、AILS(アミノ酸レベル)
※子宮がん・卵巣がんは、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんを対象としています。子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんのいずれかのがんである可能性を評価することはできますが、それぞれのがんの可能性について区別することはできません。
Q1: 一度検査を受診したら、もうしなくていいですか?
AIRS(AICS®・AILS)は採血を行った時の、がんである可能性、4年以内に糖尿病を発症するリスクと、大切な栄養素である必須・準必須アミノ酸が血液中で現在低下していないかを評価する検査です。生涯にわたってのリスクを予測するものではありません。
Q2: この検査を受診すれば、他のがん・糖尿病の検査は受けなくてもいいですか?
AIRSは、今までのがん検診・糖尿病検査とは異なり、血液中のアミノ酸濃度からがんの可能性(AICS®)・4年以内の糖尿病を発症するリスクを評価(AILS(エーアイエルエス))する検査です。今までのがん・糖尿病に対する検査と併用することで、現在がんである可能性と将来に糖尿病を発症するリスクが評価しやすくなります。
Q3: AICS®・AILS(糖尿病リスク)が「ランクA」なら、現在がんではないということですか?
AICS®は、現在がんである可能性を評価する検査で、がんであるか否かをはっきりと判断するものではありません。がんである可能性がゼロの人はいないので、「ランクA」でも、がんでないとは言い切れません。逆に「ランクB」や「ランクC」であっても、必ずがんであるというわけではありません。また、血液中のアミノ酸濃度は、さまざまな原因で変化するので、がん以外の病気でもAICS値が高くなり、「ランクB」や「ランクC」になることがあります。
同じく、AILS(糖尿病リスク)が「ランクA」であっても、4年以内に糖尿病を発症しないとは言い切れません。また、他の糖尿病関連の検査を同時に受診していた場合に、それらと結果が異なる場合があります。血液中のアミノ酸濃度は、さまざまな原因で変化するので、「ランクB」や「ランクC」でも4年以内に必ず糖尿病を発症するわけではありません。